311 IS NOT OVER

黙祷！

東日本大震災から4年が過ぎたが、復興は思うようにはなかなか行かないようだ。津波にどう備えるかと言う「技術的」問題も含めて課題は山積み。勿論放射能対策は、意図的に避けられているような話も耳にする。

津波対策は、ハード、ソフト両面から考えても、宮脇昭横浜国立大学名誉教授、細川護熙氏（プロジェクト代表）等による「森の長城」http://udf-tokyo.com/weblog/?p=5543と言う、丘と樹木による対応が一番良いと思うが、実際のところはゼネコンにお金をばらまくための事業のようにも見えかねない、鉄とコンクリートの防潮堤の設置も進んでいるようだ。勿論併行して、高台移転や土地の嵩上げ、と言った施策も必要なのだと思うが。

　　森の長城ト（クリックで拡大）

　　　鉄とコンクリート（クリックで拡大）

岩手県山田漁港ケンプラッツ　http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20150304/693749/

特に深刻なのは、福島第一原発事件による、放射能の汚染に対する取り組み、と言うことになる。いまだに、福島第一原発からの放射能の拡散は止まっていない。福島第一原発は「完全にコントロール下にある」とはとてもいえないのではないかと思う。

福島第一原発を一日も早く収束させ被災者を救済すること、日本中の原発を再稼動させないこと、再生可能エネルギーにシフトすること、この三点が兎に角重要だと思うが、今の政府はその全てに対し否定的なようだ。

　　イラストはクリックで拡大

イラストは、【281_Anti nuke @281_】さん。 ドキュメンタリー『FOUR YEARS ON』（あれから4年）、ネットで公開中⇒ http://youtu.be/FZIVBCxu7_w