船を解剖する 谷井建三原画の世界

2015.03.28 郵船-1

2015.03.28 郵船-2

日本郵船歴史博物館で開催されている、船の断面詳細図展といった感じの展覧会http://www.nyk.com/rekishi/exhibitions/event/kaibou/

日本郵船歴史博物館の船の展覧会と言うと、大きな船の模型展と言うイメージがあるが、この展覧会は、船の断面を「細密画」的に描いた絵の原画を展示するというもの。外観模型では分からない、船の構造が良く分かるのではないかと思う。

2011年に「籾山艦船模型製作所の世界展」 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=1677 と言うblogを書いているが、これは完全に模型展。

3.11の原発事故の後でもあり、「脱原発世界会議」、「渋谷ツイッターデモ」、「世田谷区役所庁舎シンポジウム」など、当時の雰囲気がそのまま書かれている。今回横浜の日本郵船歴史博物館で行なわれるイベントを紹介したのも、5月3日に横浜臨港パークで「5・3憲法集会http://kenpou2015.jp/information/0503/が開かれることも関連している。

5.3憲法集会-1 5.3憲法集会-2

世田谷区庁舎については、先日行なわれた統一地方選挙で世田谷区長に保坂氏が再選されたので、また、庁舎について議論になると思う。豊島区役所があのような形で新築されたり、渋谷区役所が三井不動産に身売りしたり、葛飾区役所が再開発の高層ビルになりそうな話など、区役所庁舎の「軽薄」な建て替えが進むなか、世田谷区庁舎が時の蓄積を形として次の世代に引き継げるか、注目されるところなので、この点については、選挙中に直接保坂区長に聞いてみたことなどを含め、改めてblogに書いてみたい。

 

■会場:日本郵船歴史博物館 http://www.nyk.com/rekishi/index.htm

■会期:2015年3月21日(土)〜6月28日(日)
■開館時間:午前10時〜午後5時(最終入館4時30分) 休館:月曜

■入場料:一般・大学生400円、他

 


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