フォスター卿の建築人生
建築家の映画は時々上映されることがあるが、わりと情報が限られていて見損なうことが多い。
今回は「ノーマン・フォスター卿の建築人生http://www.uplink.co.jp/foster/」と言うことで、リチャードロジャース、リチャード・ロングhttp://www.richardlong.org/、ボノ(U2のリードボーカリスト)、蔡國強(アーティスト)などいろいろな人への取材もあるようだ。日本ではほとんど仕事をしていないが、センチュリータワーと言う超高層ビル(現在は順天堂大学11号館)を御茶ノ水に設計している。大林組の関係で完成時に見学したが、トイレの計画が印象的だった、すべて個室タイプでトイレに入るとホール状の空間があり、ホールに面して個室が並んでいる・・・。他に旺文社の建物があるが http://uratti.web.fc2.com/architecture/kanto/obunsya.htm 解体準備中で仮囲いに囲まれているようだ。
作品としては、香港上海銀行、ロンドンのスイス・リ本社(別名『ガーキン』)など枚挙にいとまが無いが、最近の話題は、ドーナッツ状のアップル本社と言うところだろうか(画像はいろいろあるようだが例えば⇒http://jp.techcrunch.com/2013/11/12/20131111this-is-apples-new-mothership-of-an-hq/)。
最近のもう一つの話題は、新国立競技場のコンペ審査員として、リチャードロジャースと共に名を連ねていたこと。もっとも、審査には加わっていない、と言うか二人とも審査のために一度も日本に来ていない http://mainichi.jp/sports/news/20131120k0000m040113000c.html 、勿論完全にこのコンペは無効では無いかと思う、大体ザハの応募案は敷地の外まで使っていたので当然要綱違反で失格のはずが、なぜか一等賞になっている。
話がそれたが、ノーマン・フォスターの映画は一度見てもいいと思うが、建築作品としても、人物像としても、ルイスカーンのMY ARCHITECTの方が・・・http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-411.html(ナサニエル・カーンがドキュメンタリー映画「マイ・アーキテクト」を語る(映像有り)⇒http://www.ted.com/talks/nathaniel_kahn_on_my_architect.html )。でもまあ、見るべし、かな。
■会場:渋谷アップリンク http://www.uplink.co.jp/
■日程:2014年1月3日(金)〜(3週間:日程は上映館に確認のこと)
■時間:http://www.uplink.co.jp/movie/2013/19837
■入場料:一般1500円、学生1300円(平日学割1000円)、シニア1000円
アップル新社屋:ノーマンフォスター設計
↑クリックで拡大 (ケンプラッツ・資料:アップルがクパチーノ市に提出した資料から抜粋)
外観パース・本館の1階平面図・断面図
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- Published:
- 12.9.13 / 10pm
- Category:
- 建築
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