お茶のたのしみ展

*[茶]お茶のたのしみ展

  

東京ミッドタウンの「とらや」http://www.toraya-group.co.jp/main.html での展覧会(カテゴリー的には[design]でも良いかもしれないが)。このギャラリーについては時々紹介している(以前書いたものの一部)。

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=657

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=636

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=633

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=566

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=486

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=395

東京ミッドタウンの「とらや」では、和菓子や日本の文化に関する楽しい企画展が(不)定期的に開催されている。毎回、展示に関するパンフレットが作られていて、展示内容に関するかなり詳細な情報がコンパクトにまとめられている。デザイン的にも洗練されたパンフレットだと思う。

今回は、文字通りお茶とお菓子の楽しみ方、と言うか、お茶とお菓子の組み合わせのようなものだろうか(展示をまだ見ていないので何とも言えないが)。展覧会の内容については「とらや」のホームページのプレスリリースにpdfデータが掲載されている。以下にその一部を転載しておく。

■ お茶を淹れてお菓子を食べよう ■

「お茶のたのしみ展」は、お茶とお菓子をテーマとした展示です。お茶とお菓子と聞くと茶席を想い起こしたり、敷居が高いと感じたりする方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の企画展では、作法にとらわれず、お茶とお菓子をたのしくおいしくお召しあがりいただくきっかけをご提案します。写真パネルを用いて、抹茶の製造工程やお茶の種類を分かりやすく解説し、おいしいお茶の淹れ方や相性の良いお茶とお菓子の組み合わせなどをご紹介します。企画展開催にあたり、日本茶インストラクターの鳥越美希氏(※)にご協力いただきました。

今回の展示は、前半と後半に分かれていて、前半は「6 種のお茶ととらやの和菓子で、相性の良い組み合わせをご提案します。本物の茶葉の香りも実際にお楽しみいただきます。」 後半は「お茶をたのしむための茶器などをご紹介します。」となっている。

■会場: とらや東京ミッドタウン店内 ギャラリー

(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア地下1階)

■会期: 2011 年9 月15 日(木)-12 月13 日(火)

      【前半】2011 年9 月15 日(木)~ 2011 年10 月31 日(月)

     ※10 月31 日(月)は展示替え作業のため、ギャラリーは15 時で閉場。

     【後半】2011 年11 月1 日(火)~ 2011 年12 月13 日(火)

■時間: 11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)※無休(東京ミッドタウン休業日に準ずる)

 

 

*[原子力発電]「政治」をつくり直す

 

原子力発電に関する利権に、政治家・学者・官僚もちろんそれにまつわる強電メーカー、建設会社、マスコミなどの経営者、それに残念なことに立地する自治体の長や住民までもドップリと漬かってしまっている。とりわけ国の舵取りをしなければならない政治家の多くが、原子力マネーに取り込まれてしまっているのは国民として情けない限り。政権党の民主党も原発に慎重な管元総理を追い落とし、原発推進派と思われる野田政権では多くを期待できない。もちろん、このような状況を招いた元凶である自民党は問題外(河野太郎氏のような政治家もいるが)、公明党も何やら推進派的な雰囲気から脱していない。政党で期待できるとすれば、社民党が第一と言うことになるが、あまりに脆弱なのでもっと強くならなければ、共産党も反対はしているが脱原発の旗頭となるには、なんとなく「党派性」が強すぎる感がある。

と言うことで、高度に「成熟」した現代社会では、9.11に見られるように、「一般の国民」が立ち上がるほかは方法が無い。以前に少し書いたが、脱原発を軸に統一戦線的な政治組織がどうしても必要なように思える。既成政党でない、「ゆるい」組織の創設が待たれるわけだが、そんな中、人類学者の中沢新一氏が、「緑の党」のような組織の立ち上げを「鮮明に」打ち出した。もっとも、日本における「緑の党」と言う政党はすでに存在していて、9.11にも参加している姿を目撃した。その党を拡充する方法は難しそうなので、文字どおり「緑の党のようなもの」と言うことになるが、組織の名前はさておくとして(結構重要だが)、どれだけ幅広く脱原発を願う人々を結集できることができるか、問題は人数ではないかと思う。民主主義が曲がりなりにも「確立」した日本では、議会を通じて願いを実現する以外方法は無い、そのためにはどうしても「数」が必要である。次の衆議院選挙までには実体のあるものができると良いと思う。

 

*[days] カーネーション

   

■先日、南青山のコシノジュンコ氏のビルに、NHKの連ドラ「カーネーション」のポスターが控えめに貼ってあった。実際に見てみたが、主役糸子の子役が面白い、これが岸和田の子供か!と言った感じで好演。オープニングの曲は椎名林檎の同名の「カーネーション」。オープニングの映像も面白い、辻川幸一郎(つじかわ こういちろう)と言うグラフィックデザイナー・映像作家。CM、PVなどのディレクターを手掛けているそうだ。ネット情報によると、「Cornelius」の作品には欠かせない存在となっているそうだ、そのミュージックビデオのほとんどの作品を手掛け、カヒミ・カリィUA、 SUPERCAR、 RIP SLYMEとの仕事もしている。2006年、文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門にて、「Cornelius」のミュージックビデオ「FIT SONGhttp://www.cornelius-sound.com/06soundvision/07fitsong2.htmlが優秀賞を受賞、とのこと、お洒落なわけである。辻川幸一郎氏の公式サイトhttp://www.tsujikawakoichiro.com/index.html (最近更新されていないような・・・)。

 ■外からほのかに金木犀の香りがしてくる。良い香りのある木は心が和む、金木犀や沈丁花は季節感もあり、近くに植えておきたいものだ。先日、金木犀の苗木をさかえ通りの花屋さんで買ってきた。銀木犀もあり穏やかな香りが良いとのことだが、まあ、しっかりと香る金木犀にした。今は2階のバルコニーに置いてあるので、ドアを開けておくと香りが漂ってよい加減だ。苗木と言っても1mほどあり花も沢山つけている。近々、庭にある沈丁花を挿し木で育てようと思っている(挿し木で育つかなあ?)。


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