林久美子'11ガラス展

  *[design]林久美子'11ガラス展

展覧会のサブタイトルは「蒔くmaku」。いつも何かテーマを決めて展覧会を企画しているのだと思う。今回のテーマが何を意図しているかは、特に説明はないが、「蒔く」と言えば「種」・・・、ストレートすぎ?

林久美子氏の展覧会は、松屋銀座、玉川高島屋、日本橋三越などで行われているようだが、この三箇所で実績を積むというのは、なかなかのキャリアーと言うことになるように思う。

最近ではガラスのほかにもエッチングやテキスタイル的なものも手がけていて、展覧会自体も一段と楽しいものになっているのではないかと思う。モチーフも植物のほか、都市のエレメントや「怪獣」なども顔を出している。

林久美子氏の展覧会については以前何度か書いている。

⇒ http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-758.html 

⇒ http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-746.html

■会場:松屋銀座店7階遊びのギャラリー http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/calendar/next/ 

■会期:2011 年10月5(水)~10月11日(火)

■時間:10:00~20:00<br>■入場無料

 

*[design] モノの記憶を手繰って 2 展

 

 

 

深澤直人氏や菊竹清訓氏などの展示に続く第2弾。第1回目はhttp://udf-tokyo.com/weblog/?p=764

「デザインコレクション改装記念展」と言うことなので、先日、改装されたインテリアを見たが、評価は分かれるところではないかと思う。確かに今回の改装でかなり「システマティック」になったと思うが、以前の「曖昧な」平面的展示も全体が見渡せてよかったように思う。

ひとつずつの情報が、ON・OFF的にマトリックスのように並んだ改装のイメージは、「デジタルでしょうが!」と言った感じで、以前の、平面的にランダムに置かれた展示は「アナログじゃん!」と言ったところ。

紙のカタログのほうがデジタルのカタログより見やすい、と感じる世代としては、「ウーン!?」と唸ってしまう。

展覧会の会場デザインは確か小泉誠氏ではなかったかと思うが、展示ケースは杉(樹種をあまり気にしていなかったが、今思えば杉のようだったかな)のむく材で構成されている。tocoro café http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-137.html )のカウンター周りの雰囲気に似ている。

この企画展は3回のシリーズで、各回の割り振りは以下のとおり(敬称略)。
1 8月26日−9月19日 深澤直人、原研哉、平野敬子、細江勲夫、伊藤隆道、柏木博、川上元美、菊竹清訓
2 9月21日−10月17日 喜多俊之、北川原温、小泉誠、隈研吾、黒川雅之、松本哲夫、松永真、面出薫
3 10月19日−11月7日 永井一正、ナガオカケンメイ、新見隆、佐藤晃一、佐藤卓、田中俊行、渡邊力、山中俊治

主催は日本デザインコミッティhttp://designcommittee.jp/#
■会場:松屋銀座「デザインギャラリー1953」http://matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/designcollection/collection2011.html
■会期:2011 年9月21日(水)〜10月17日(月)
■時間:10:00〜20:00(最終日午後5時閉場)
■入場無料

 

*[原子力発電]    明治公園 6万人集会!

         

       

外苑前交差点付近でパレードに参加する山本氏(右下の黒い帽子)

遠くに見えるのは表参道を進むパレードの最後のグループ、社民党と新社会党その後ろに、警察の指揮車。他に参加している政党は目にしなかったような。

     

 9月11日~19日までは「さよなら原発1000万人アクション」期間と言うことで、各地で反原発イベントが行われていたがhttp://sayonara-nukes.org/2011/06/action/。その締めくくりともなるイベントが9月19日に明治公園で「5万人集会」として開催された。

集会呼びかけ人は、内橋克人氏、大江健三郎氏、落合恵子氏、鎌田 慧氏、坂本龍一氏、澤地久枝氏、瀬戸内寂聴氏、辻井 喬氏、鶴見俊輔氏。http://sayonara-nukes.org/yobikake/

このような集会に参加するのは、メーデーを除けば実に40年ぶりぐらいになる。脱原発に関する報道は東京新聞などを除き、マスコミは完全に無視を決め込んでいるので、どの程度の人数が集まるのか皆目予想が付かなかったが、表参道のホームからそれらしき人がちらほら見ることが出来た。

地下鉄の外苑前駅は会場の明治公園には一番遠い駅だったが、駅から秩父宮ラグビー場、母校都立青山高校、槇文彦氏設計のTEPIA(昔の東京ボーリングセンター)、国学院高校、神宮球場、日本青年館と明治公園に続く道を大勢の人が歩いていた。

集会が開始される1時半ごろに着いたが、会場から人があふれていて公園内に入りにくいので、千駄ヶ谷口のほうに回ったが、そちらはもっと人が多く、駅から公園に向かう歩道から人があふれ、機動隊員が必死に人波を整理していた。参加者の話だと千駄ヶ谷ではホームがあふれて降りられず、信濃町まで行って引き返してきた人もいるようだった。

会場は人が多すぎるので、鎌田慧氏のスピーチを少し聞いて、歩道に出てパレードの出発を待った。結局、公園を出発できるまでかなり時間がかかりそうなので(警察がパレードを細切れに分断するので、時間がかかってしまうようだ)、パレードには加わらず歩道を歩いてAコースの青山通りに向かう。

外苑前の青山通り交差点には、脱原発に積極的にかかわっている俳優の山本太郎氏がパレードを迎えていた。途中から山本氏もパレードに加わり表参道付近まで来て、隊列から離れ続く人たちを迎えていた(途中からまたパレードに加わっていた)。

その後、表参道の歩道橋からパレードを見学。パレードの最後の隊列だった社民党と新社会党のグループに紛れ込んで解散地点の代々木公園の渋谷口(?)付近まで行き、1時半から6時半までの「さようなら原発」のイベント参加終了。

なんとなくホンワカしたイベントだったが、これからの脱原発の長い道のりを考えると、このような誰でも参加できるような活動が大切だと思った。粘り強く持続して働きかけることが何よりも重要であることは間違いない。

呼びかけたのは「5万人集会」、警察発表は3万人弱、でも、明治公園のキャパシティから考えると、「主催者発表6万人」が実際の人数に近いように思えた。

数は力、継続は力、と言ったところだろうか。無理せず、出来ることを着実に。

 

*[days] blog引越し

 ■長らくお世話になった「FC2」から、こちらのblogに引越し。まだ、書き方が良くわからないので、少しずつ慣れるように、時間を見つけて書いていきたい。しばらくは試行錯誤(強力なサポーターがいるので問題なく移行できそうだが)。

■今日から、UIAの世界大会が有楽町の国際フォーラムを中心に開催されるhttp://www.uia2011tokyo.com/ja/ 。午後から知人が出展している、国立新美術館に立ち寄った後、国際フォーラムの会場で参加登録を済ませ、少しだけシンポジュウムに参加した。明日からもいろいろ講演会などあるので、時間を見つけて参加したいがどうなるか。国立博物館の敷地内にある5つの茶室で行われる「千人茶会」にはぜひ行ってみたいのだが。この茶会には、着物を着て案内として参加するはずだったが、ボランティアが多すぎてお役ごめんになったので、お客さんとして茶室を見て回りたい。

 

 

 


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