代官山インスタレーション 2011
*[design]代官山インスタレーション
Daikanyama installation 2011 「都市とアートの新しい関係と共存の可能性を探る」と言うことで、代官山駅とヒルサイドテラス周辺を中心にインスタレーション展が開催される(http://d-insta.com/ )。
1999年に始まり2年に1度の開催で、今年で第7回ということになるらしい。時々見に行っているが、2007年にかなり詳しくblogに載せている(下の1~5、6は2005年の猿楽祭とインスタレーション)。
1 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=428
2 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=454
3 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=455
4 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=456
5 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=458
6 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=90
このインスタレーション展は公募スタイルで、アーティストから建築家まで幅広く作品を見ることができる。代官山のいろいろなシーンの中にどのようなインスタレーションを展開するのか、結構「場」を読み込む力が問われる。面白いものもそうでないものもいろいろあるが、審査員は建築家の槇文彦氏、アーティストの川俣正氏それにアートディレクターの北川フラム氏。槇文彦氏はヒルサイドテラスの設計者で代官山には無くてはならない人物、川俣正氏は以前ヒルサイドテラスを舞台に「工事中」と言うインスタレーションで名をはせたアーティスト、北川フラム氏は代官山に拠点を置くアートフロントギャラリーの主宰者で越後妻有大地の芸術祭などを企画している、日本ではトップクラスのキュレーター。
作品を見るだけでなく、代官山の街を楽しく歩けるということで、街とアートをつなぐイベントとして定着している。
同時期に「猿楽祭」と言う、これも代官山・ヒルサイドテラスを中心にしたフェスティバルがある。こちらはあまり見たことと言うか、参加したことは無いが代官山周辺の多彩な住民による「都市の中の村-アーバンビレッジ-」のお祭りと言うことらしい。
■会場: 代官山の街並み
■会期: 2011 年10月9 日(日)-30 日(日)
猿楽祭 http://www.hillsideterrace.com/art/sarugaku2011.html は、
■会場: ヒルサイドテラス全棟及び近隣
■会期: 2011年10月9日(日)・10日(祝)
*[脱原発+再生可能エネルギー]
カテゴリーを[原子力発電所]から[脱原発+再生可能エネルギー]に変更し、原子力発電に代わる再生可能エネルギーについても、建築の視点を中心に取り上げていくことにする。エネルギー全般について、あるいは生活スタイルについて、ともに建築にとっては重要な部分なので、勉強もかねて載せて行きたい。
今日は、「建築知識」の最新号(10月号)の特集「これからは再生可能エネルギーだ!省エネ・節電時代の[エコ設備]」について。特集の内容は、見出しのとおりなので特に説明は要しないと思うが、「資源貧国・日本。建築利用の提言」、まあ、建築を媒介にして「資源」を活用しようと言うことになる。「資源」にはいろいろあるが、中心は資源としての太陽(太陽電池の基礎知識と実務、給湯)、風力、地熱、水力、バイオマスなど、また、省エネ設備、日照調整などなど。建築を生業とするものにとっては、なかなか勉強になるが、浅く広くと言った感じかもしれない。再生可能エネルギーということで、天然ガスなどが取り上げられていないのは少々気になる。エコキューとはあるがエネファームは無い、と言うあたりはどうも納得できない気もする。「ガス」設備については、コジェネレーションのセミナーを東京ガスと共催で開催する予定なので、詳細が決まればblogでも紹介したいと思っている。まあ、今月の「建築知識」はいずれにしてもとりあえず目をとおしておいても良い資料ではないかと思う。
文部科学省は福島原発で放出された放射性物質の拡散状況を航空機モニタリング調査として公表しているが、6日に東京都と神奈川県の放射性セシウムの分布マップを発表し、これで関東と福島、宮城、山形を含め十都県の結果が発表された。文科省では青森県から岐阜県までの地域の実施を予定していると言うことで、年内には残る12県についても発表の予定だそうだ。原発推進官庁である文科省の調査なのでどの程度信頼できるのかわからないが、一般的に言われている汚染地域と符合しているようなので、かなり信頼性はあるのではないかと思うが・・・。それにしても東京の奥多摩の汚染が高い値になっているのは気になる。東京の水源でもあるし、建築的には奥多摩の森林資源の活用にとって、かなりマイナスとなる結果なのではないだろうか。
*[days] 有楽町LOFT
■先日、といっても少し前のことになるが、有楽町のMUJIが改装したと言うことで、銀座に行った帰りに寄ってみたが、以前ソフマップだった(かな?)1階部分がLOFTになっていた。かなり広い面積でワンフロアーなので、空間がダイナミックで面白い店舗になっている。もともと宝塚の仮設劇場だった場所だけあって、天井高もあり見ごたえがあった。
■今日は、昼前から住宅の敷地探しに多摩地域に出かけたが、聖蹟桜ヶ丘から永山にかけての丘陵地帯はきわめて眺めのいい場所がある。緑も多いし、京王線、小田急線の駅周辺はかなり賑わっていて、住むにはなかなかよさそうなところだ。まあ、多摩ニュータウンは基本的に多摩丘陵を切り開いて作った「ニュータウン」なので、開発の頃の風景を思い出すとチョッと、と言うところはあるが、30年たつとそれなりに落ち着いた環境になるようだ。
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- Published:
- 10.7.11 / 11pm
- Category:
- design
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